前職である国土交通省の現場技術員として働いていた私が、転職先に富田組を選んだ理由は「若さ」です。富田組には20~30歳台の社員が非常に多く在籍しており、従高齢化が進む建設業界の中ではとても珍しく、会社の将来性を感じました。建設業界といっても幅広い業種があるのですが、その中でも「現場で仕事がしたい」という思いが学生のころからあったこともあり、30歳を節目に転職を決めました。
現在は工事部に所属し、国土交通省発注の国道11号大内白鳥バイパス改良工事の施工管理を担当しています。
富田組では受注した工事を担当すると、予算管理から工程管理、品質管理、安全管理、現場の段取り、協力会社の選定、材料の確保など、工事のすべての管理・監督を任せてもらえます。
やるべき仕事は幅広く、常に自分で考え、現場に合わせて対応しなくてはなりません。
自分の段取り次第で、関係する協力会社の社員一人ひとりの生活にも直結すると考えるとその責任は非常に重たいですが、その分、やりがいの大きな仕事だと思います。
工事を進めて行くと、必ずと言っていいほど現場で問題・トラブルが起こります。
それらを解決するのも監督の仕事なのですが、自分が作業員に解決策を指示した後に「失敗した。やっぱりこうしとった方がよかった」とか「これが本当に最善の方法なんやろか」など思い悩むことが多々あります。
そんな時に自分に言い聞かせる言葉があります。
それは「大丈夫。心配するな。なんとかなる」です。
これは一休宗純(一休さん)が残した言葉であり、非常に無責任な言葉のように聞こえますが、仕事で悩んでいるようなことは意外となんとかなります。(笑)
何の行動もせずに”なんとかなる”ものではありませんが、職場の仲間や上司、発注者や協力会社の職人など、いろんな人に相談し、いろんな意見を出し合うと、意外と簡単に解決策が見つかるものです。
このように、工事に係る大勢の人たちと話し合い、数々の問題をクリアしていき、一つのチームとして工事を完成させることも建設工事の面白さであり、醍醐味だと思います。
施工管理の仕事は「大変」「激務」というようなイメージを持っている方も多いと思いますが、それは一昔前の話です。
現在の建設業界は働き方改革が推進されており、書類の簡素化や週休二日制の取組など、仕事内容が格段に縮小されています。
プライベートな時間も十分確保でき、非常に充実したワークライフバランスだと思います。
みなさんも富田組の仲間として、一緒に働きませんか。